丑（うし）年に三頭の牛を

　十二支の起源は中国古代の動物崇拝と関わっています。考古学の資料によりますと、今から数万年前、中国ではすでに十二支による干支の体形が比較的整っていたということです。十二支が最も早く文献に記録されているのは、今から2000年以上前に遡ることができ、十二支は中国文化の重要な一部になっており、干支は旧暦の一年のシンボルというだけでなく、人々の性格にも大きな影響を与えるとされています。

　旧暦の丑（うし）年が近づいています。中国では、牛は地道、善良、勤勉、奉仕などを現わすものとされています。それはまた、並外れて優れた、周りから際立っていることのシンボルでもあります。ですから、人を褒めるときやインターネットで「いいね」をつけるときには「牛」が使われます。

　丑（うし）年を間近に控え、皆さんに三頭の「牛」をプレゼントし、最高のご褒美・三つの「いいね」を付けましょう。丑（うし）年がめでたく、素晴らしい年になり、ご家族が幸せであるようお祈りします。（朱、坂下）