北京
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23/19
外交部の汪文斌報道官は3日の定例記者会見で、「コウモリ柄Tシャツ」事件に関する質問に答えた際、「カナダ側による『誤解です』という言い訳には納得ができない」と述べました。
報道によりますと、中国駐在カナダ大使館の外交官が「コウモリ」の図案と「WUHAN」の文字が印刷されたTシャツを注文したことをめぐり、カナダ外務省の報道官は「誤解だ」と述べ、当該Tシャツは2020年初め、武漢で現地滞在中のカナダ人の引き揚げ作業に協力したスタッフが注文したもので、Tシャツにある絵柄はコウモリではなく、「ウータン・クラン」という米国のヒップホップグループのロゴだと説明しました。
汪報道官はこれに対し、「私は、一部のカナダの主要メディアもTシャツに『コウモリのような図案』が印刷されていると認めていることに留意している。我々は、該当のスタッフは長年、中国で仕事と生活をしてきたベテラン外交官として、無意識にこうした低レベルのミスを犯すとはにわか信じがたい。カナダの関係者の誤った行動はすでに悪影響をもたらし、中国人民の強い反感と不満を引き起こした。カナダ側にこのことを厳粛かつ真摯に取り扱い、中国に速やかに説明をしてほしい」と指摘しました。(玉華、Yan)