日本起源の盲盒=在庫整理のよき片腕?

2021-02-01 13:24  CRI

 中国の全国各地で人気を集めているカプセルトイの箱入り版、「盲盒(ブラインドボックス)」がこのほど、中国消費者協会から名指しで批判されました。業者が過度にマーケティングをしていること、消費者が「中毒」になりやすいこと、製品の品質の保障が難しいことなどが指摘されています。

 盲盒は日本に起源を持っています。毎年正月になると、日本の店は商品をランダムに選んで紙袋に入れ、「福袋」という縁起の良い名で一定の価格で販売します。2019年に同様の商品が中国で流行し始め、当初は様々な小さな人形を箱に入れて販売していました。消費者は購入前に箱の中にどの人形が入っているのか分からず、購入後に箱を開けて人形のデザインを知ることができるため、「盲盒(ブラインドボックス)」と呼ばれました。飲食、メイクアップ、図書、文房具など多くの消費分野で「ブラインドボックスブーム」が巻き起こっています。

 同協会によりますと、一部の経営者は製品自体の質が良くなく、ブラインドボックスのマーケティング人気に便乗しようとしており、一部の経営者はブラインドボックスを「在庫整理」の道具にしています。2019年の「ダブル11」に発売された新商品の「優享礼包」は、毎月その月の最新商品を配ると約束していましたが、購入後に受け取った商品がその月の最新商品ではなく古い商品であることに消費者が気づき、集団によるクレームを引き起こしました。

 ブラインドボックスの消費者は、18-24歳が32%、25-29歳が26%を占めており、購入者全体の75%を女性が占めています。2019年、中国国内のブラインドボックス産業の市場規模は74億元で、2021年には100億元を突破する見込みです。中国では毎年平均20万人の消費者がブラインドボックスに2万元以上を費やしており、さらには年間100万元を費やしてブラインドボックスを購入する人もいるとのことです。(雲、浅野)

日本起源の盲盒=在庫整理のよき片腕?_fororder_3333

店舗では「ブラインドボックス」が雑貨類商品の「センター」に

ラジオ番組
10月29日放送分
00:00:00/00:00:00
  • ハイウェイ北京<月曜日>の担当者 劉叡琳_fororder_周一刘睿琳130
  • ハイウェイ北京<火曜日>の担当者 王小燕&斉鵬_fororder_周二小燕齐鹏130
  • ハイウェイ北京<水曜日>の担当者 謝東&劉非_fororder_周三谢东刘非130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 劉叡&孟群_fororder_周四刘睿孟群130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 任春生_fororder_周五任春生130
  • ハイウェイ北京<週末篇>_fororder_北京直通车周末篇
特集ダイジェスト
最新コラム
新華社_fororder_12日中友好協会_fororder_11人民網日本語版_fororder_10人民中国_fororder_9中国網日本語版_fororder_8東方網日本語版_fororder_7JAPAN online_fororder_5
UTYテレビ山梨_fororder_4中華網日本語版_fororder_3東方通信社_fororder_2中国百科検定_fororder_132959111934859451北京観光_fororder_1
赵芸莎