北京
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中国生態環境部自然生態保護局の崔書紅局長は北京市内で28日、「生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)の準備作業は順調に進展している。会議の焦点であり難問でもあるのは『2020年後の生物多様性枠組』の制定だ。この『枠組み』は、今後10年間における世界の生物多様性保護の目標と道筋を定めるものだ」と述べました。
崔局長は「中国はCOP15の主催国であり、『枠組』が発展途上国の関心事を配慮したものになることを望む」と強調しました。
COP15は2020年10月に雲南省昆明市で開かれる予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の全世界における流行の影響を受けることになりました。中国と生物多様性条約事務局は関連作業を積極的に進め、新たな会期については協議の上で、2021年5月17日から30日まで雲南省昆明市で開催と決めました。(殷、鈴木)