地域国家間で南海問題の解決を望む＝外交部

2021-01-28 21:49 CRI

　アメリカのブリンケン国務長官は先日、フィリピンのロクシン外相と電話で会談した際、南海での中国の「国際法で認められた範囲を超えた主張」を拒否し、東南アジア諸国との連携を強化する考えを示しました。これに対し、外交部の趙立堅報道官は28日の定例記者会見で、中国と地域国家が海上での食い違いを適切に処理し、南海の平和と安定を維持する努力を域外国が十分に尊重することを求めました。

　そのうえで、南海における中国の主権や権益が長い歴史の中で形成されたもので、国際法や国際実践に適合していることを強調しました。また、中国が自国の領土主権と海洋権益を断固として維持し、他の直接当事国と交渉を通じて平和的に紛争を解決するよう取り組み、アセアン諸国と共に南海地域の平和と安定を断固として維持していく決意を示しました。（閣、CK）