北京
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米国当局者が気候変動分野で中国と協力したいと表明したことを受けて、外交部の趙立堅報道官は28日の定例記者会見で、「中米の具体的な分野での協力は中米関係全体と密接な関係があり、米側が中米の重要な分野での協調と協力に有利な条件を作り出すことを希望する」と表明しました。
報道によりますと、米国のブリンケン国務長官とケリー大統領気候変動特使は27日、それぞれの場で、米国が気候変動分野で中国と協力することを望んでいることを表明しました。ケリー氏は同時に、「米国と中国には多くの深刻な意見の相違があるが、米国はこれらの問題で中国と気候変動の議題について取引することはない」と述べました。
これについて、趙報道官は「気候変動は人類が直面する共通の挑戦であり、人類の前途と未来にかかわり、どの国も独自に解決することはできず、世界的な行動、世界的な対応、世界的な協力を展開しなければならない」と述べ、中国側が米国側および国際社会とともに協力して、気候変動問題に対応していきたい」と語りました。(hj CK)