北京
PM2.577
3/-2
世界保健機関(WHO)の免疫・ワクチン・生物学的製剤部門を主管するキャサリン・オブライエン氏は26日の記者会見で、中国国薬集団と中国科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)がWHOのワクチン緊急使用リスト用の評価のため、開発したワクチン2種類の関連データをすでに世界保健機関に提供したと述べ、これを称賛しました。
WHOの最新文書によりますと、中国国薬集団のワクチンは現在、WHOの緊急使用リストに加えるための評価中で、シノバックは1月中旬にワクチンの評価データを提出しており、今月末にはさらに多くの文書を提出する予定です。この2種類のワクチンの最終的な評価結果は、早ければ3月に発表される予定です。これまで専門家グループはファイザー社やモデナ社のワクチンについて政策評価を行い、使用勧告を行ってきました。
また、途上国での予防接種普及に取り組む国際機関「Gaviアライアンス)」のセス・バークレー最高経営責任者(CEO)は記者会見で、中国はWHOが主導する枠組みである「COVAXファシリティー」に早くから参加しており、引き続き中国企業との協力を推進していくとの方針を述べました。(閣、坂下)