北京
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習近平国家主席は25日夜、テレビ会議形式で開かれた世界経済フォーラム(WEF)主催の「ダボス・アジェンダ」に北京からリモート形式で出席し、演説を行いました。
習主席は演説で、「世界は百年未曾有の大変局に直面している。大発展の時代であり、大変局の時代でもある。21世紀の多国間主義は伝統を守りながらイノベーションに励み、未来に向かって多国間主義の核心的価値観と基本的原則を堅持すべきだ。国際枠組みの変化に立脚しながらグローバルな挑戦と需要に応え、幅広い協議を進めながら共通認識を結集させ、改革を行ってグローバルガバナンスシステムの健全化を図っていく。科学技術の成果は全人類に福祉と恩恵をもたらすべきで、他国の発展を制限、抑制したりするような手段にしてはいけない」と述べました。
さらに、「人類は一つの地球しかなく、一つの共通の未来しかない。目の前の危機にしても、美しい未来を共に切り開くことにしても、団結して協力する必要がある。多国間主義は人類の未来を照らすものだ。人類運命共同体の構築に向かってまい進しなければならない」と期待を寄せました。(Lin、星)