北京
PM2.577
23/19
ここ数日、中国製新型コロナウイルスワクチンの登録・流通、あるいは緊急使用を承認する国や地域が新たに増えたことから、中国とワクチンの買付協定に合意した国と地域の数が増え続けています。中国製ワクチンはこれらの国と地域の感染拡大防止に役立ち、信頼感を与えているとみられています。
中でも、セルビアのロンチャル保健大臣は19日、中国医薬集団(シノファーム社)の製造したワクチンを接種し、同国で中国製ワクチンを接種した第1号となりました。ロンチャル保健大臣は接種後、「中国製ワクチンは安全で有効だ」と述べました。これに先立ち、シノファーム社が製造したワクチン第1陣が16日午前、セルビアの首都ベオグラードに輸送され、ヴチッチ大統領は空港で到着を出迎えました。同氏は「このワクチンは、セルビアと中国の『偉大なる友情の証』だ」と述べました。
また、アゼルバイジャン、ブラジル、チリ、パキスタン、イラク、インドネシア、トルコ、フィリピンなどの国々も中国製ワクチンの接種を相次いで始めているということです。(Mou、Yan)