北京
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上海に登場した「ジェンダーフリートイレ」(写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)。
上海市黄浦区大林路に最近、左側には赤い字で「ジェンダーフリートイレ」、右側には「ユニセックストイレ/Unisex Toilet」と表記されたトイレが登場した。中に入ると、通路の両側にたくさんの個室が設置され、男性用小便器は設置されていない。
中国全土の多くの地域で今、「ジェンダーフリートイレ」が設置されるようになっている。性別に関係なく利用できるこのようなトイレは、海外では決して珍しくはない。男性用トイレの洋式大便器の使用率は女性トイレより低く、洋式大便器か和式大便器だけがある個室が設置された「ジェンダーフリートイレ」は、ある意味、男女平等な施設となる。その一方で、「ユニセックストイレ」は、「オールジェンダートイレ」とも呼ばれ、トランスジェンダーにとっては、安心して利用できる非常にうれしい存在だ。ただ、トイレは通常は男女に分かれているため、「ジェンダーフリートイレ」に入ると、バツの悪い思いをしたりすることもある。この点は社会や専門家らが今後も検討、模索を重ねるべき点でもある。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年1月20日