北京
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外交部の華春瑩報道官は21日の定例記者会見で、「団結と協力こそ、感染症対策における最強の兵器だ」と強調し、中国はこれからも米国を含む各国と共に協力を強め、米国の感染症対策に出来る限りの支援と協力を提供し続けることを明らかにしました。
報道によりますと、米国で新型コロナウイルスによる死亡者は40万人を突破しました。これを受けて、華報道官は感染症で命が奪われた人々に哀悼の意を表し、「中国は国内での感染症対策を強化しながら、新中国成立以来、最大規模のグローバルな人道主義活動を行っており、各側と連携して国際防疫協力に全力を尽くしている」と述べました。さらに、中国は米国人民の感染症対策に出来る限りの支援を提供していく方針を示しました。
関連部門の統計によりますと、去年3月1日から今年1月10日まで、輸出や寄付などのルートを通じて、中国政府は米国にマスク420億枚以上、手袋9億組、防護服7億8000万着、防護ゴーグル5066万個、人工呼吸器1万5648台、侵襲的呼吸器257台を提供しました。そのほか、中国国内の各省や市、友好団体、民間組織、企業なども米国側に多くの医療物資を寄付したということです。(Lin、CK)