北京
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外交部の華春瑩報道官は21日の定例記者会見で、バイデン米大統領の就任に触れ、「双方の共同の努力により、中米関係にある『善』の力は『悪』を打ち勝つだろう」と期待を寄せました。
華報道官は、バイデン大統領の就任に祝意を示したうえで、「バイデン大統領は就任宣誓で何度も『団結』という言葉を口にした。これは当面の中米関係にとっても、差し迫って必要なものだと思う」と述べました。さらに、「これまでの4年間、米国の一部反中政治客は数えきれないほどの嘘を付いたりデマを撒き散らしたり、多くの恨みと分裂を煽り立てて、両国民に多大な損害をもたらした。中米関係をいち早く正常な軌道に戻し、共にグローバルな課題に対応しながら、それぞれの役割を果たすことを、中米両国の有識者は願っている」と述べました。
華報道官はさらに、「中米両国に社会制度や発展段階、歴史文化の違いによって、食い違いが存在するのは当たり前なことだが、バイデン大統領が就任宣誓で指摘したように、『民主は相違を許すものだ』『食い違いは分裂や分断を招く理由にはならない』。このことは国際関係においても同様だ。異なる社会制度、文化的背景、イデオロギーの国同士が調和の取れた共存、対話と協力を実現できると確信しており、共に世界の平和と安定、繁栄と発展に最善を尽くすべきだ」と述べました。(Lin、CK)