北京
PM2.577
23/19
外交部の華春瑩報道官は20日に北京で開かれた定例記者会見で、「中米間には意見の食い違いが存在しているものの、幅広い分野で共通した利益と協力する空間があり、新政権に中国と歩み寄るよう期待する」と語りました。
報道によりますと、米国家安全保障会議の「インド太平洋担当コーディネーター」に指名されたカート・キャンベル氏はこのほど、「米中関係は今の道を歩んでしまうと、非常に恐ろしい状況に陥ってしまう。双方は張り合うやり方を一時停止にし、適切な接触ルートとメカニズムを設けて、相手に関係改善のシグナルを発信すべきだ」という考えを示しました。
華報道官はこれを受けて、「中国側は一貫して、良好な中米関係が両国民の根本的な利益に合致しており、国際社会の期待でもあると考えている。中米間には意見の食い違いが存在しているが、より幅広い分野で共通した利益と協力する空間がある。また、世界の平和と発展に特殊な責任を背負っている」と指摘しました。そのうえで、「中国の対米政策は一貫しており、明確である。米国と衝突せず、対抗せず、相互尊重、協力ウィンウィンの関係を築き上げたい。と同時に、国家の主権と安全発展の利益を断固として守る。米国新政府が中国側との意思疎通を強め、意見の食い違いをコントロールし、両国関係を一日も早く正しい発展の道に戻すよう推進し、両国民と世界人民に福祉をもたらすよう期待する」と強調しました。(非、Yan)