北京
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世界保健機関(WHO)は18日から26日までの日程でオンラインで会議を開催します。テドロス事務局長は18日、開幕式で演説し、新型コロナウイルスが発生してから1年もたたないうちに安全で効果的なワクチンが開発されたのは素晴らしい科学的成果であり、希望の源でもあると述べました。また、最近急速に広がっている新型コロナウイルスの変異種により、ワクチン接種はより重要なものとなっていますが、本当に危険なのはワクチン接種に存在する不平等だとも述べました。
テドロス事務局長は、豊かな国の若くて健康な成人が、貧しい国の医療従事者や高齢者より先に接種を受けるのは正しくないと指摘しました。また、将来的にはすべての人がワクチンを接種できるようになるが、現段階では一致団結して、すべての国の高リスクのグループへの接種を優先すべきだと強調しました。自己優先というやり方は新型コロナウイルス感染症の大流行と制限措置を実施する時間を引き延ばすだけだとした上で、すべての国に団結と協力を呼び掛けました。(朱、柳川)