北京
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ロシアが15日に声明を発表し、軍事施設を相互に上空から偵察できる「オープンスカイ条約」離脱へ向けた国内手続きの開始を発表したことについて、外交部の華春瑩報道官は18日の定例記者会見で、「ロシアは条約を存続させる努力をしてきたが、米国や他の加盟国からの積極的な反応がなかった」と示しました。
華報道官はまた、「ロシアが『オープンスカイ条約』を離脱する直接的な原因は、米国が国際社会からの反対を無視したことにある。米国の対応は関連国同士の軍事上の相互信頼と透明性に深刻な打撃を与えた。米国は長きにわたって冷戦思考に固執し、『アメリカファースト』を追求することで次々と約束を破棄し、国際的な兵器管理と武装解除のプロセスに深刻な悪影響を与えた。米国は国際社会の懸念を正視し、実際の行動をもってグローバルな戦略的安定性と国際的・地域的な平和と安全を維持していくべきだ」と強調しました。(moku、謙)