北京
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23/19
外交部の華春瑩報道官は18日の定例記者会見で、「クラフト米国連大使と台湾の学生が1月14日にビデオ通話を行った」とする情報について、「事実ではない」と否定しました。
華報道官は、「国連に確認したが、14日に国連総会ホールで会議は行われていなかった。国連事務局はこの日、いかなる国に対しても国連総会ホールでのイベント開催を許可していない。クラフト氏は国連加盟国の常任代表権利を乱用して、国連総会ホールに入り込み、このビデオ通話の様子を偽造した」と述べました。
米国の国連常駐代表チームは先日、公式サイトにクラフト米国連大使から台湾の学生へ向けたスピーチ映像を公開しました。クラフト氏はその中で「米国は国連などグローバルな舞台における台湾の活躍を支持する」と公言しました。これについて華報道官は「世界に中国は一つしかない。台湾は中国の切り離すことができない領土の一部分である。事実が証明している通り、「一つの中国」の原則への挑発行為や、中国を分断しようとする試みが他の国連加盟国の支持を受けることは無く、必ず失敗に終わる。クラフト氏の自作自演によるこの荒唐無稽な茶番は、歯牙にもかけないものだ」と強調しました。(moku、謙)