北京
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米国のミラー国防長官代行は15日、アフガニスタンとイラクに駐留する米軍の人数をこの日、トランプ大統領の要求に従って、それぞれ約2500人まで減らしたと示しました。
ミラー国防長官代行によりますと、アフガニスタン駐留米軍の人数は現在、アフガニスタン紛争開始以来の最低水準にまで下がっています。また、国防総省は現段階で、今年5月までにアフガニスタン駐留軍を全て撤退させるという計画を推進していますが、今後の撤退計画は具体的な状況に即して決めていくとのことです。
ミラー国防長官代行はさらに、イラク駐留米軍の人員削減については、イラクの治安部隊による、過激派組織「イスラム国」への攻撃能力が向上していることの表れであり、米国の政策に変化があったわけではないと強調しました。なお、残った米軍と対「イスラム国」国際有志連合は引き続きイラクに駐留し、「イスラム国」への徹底的な取締りを継続するとしています。(朱、謙)