北京
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中国共産党中央党校は1999年以来、年初にハイレベルの特別セミナーを開催することが慣例になっています。研究テーマは主に、その年の党と国の重要な発展戦略です。習近平総書記は近年、その始業式に自ら出席して重要なスピーチを行い、国家発展の新情勢・新任務を踏まえて、党員幹部に対して新しい要求を出しています。
第13次五カ年計画(十三五)の始まりの年である2016年の始業式で、習総書記は新しい発展理念を詳しく説明し、「まじめで大胆に行動する幹部、全力を挙げて前進する幹部を支持・保護し、大多数の幹部の積極性、主動性、創造性を最大限に引き出し、民衆が仕事に励み起業するのをより良く導くよう激励しなければならない」と指摘しました。
この年の10月に開かれた中国共産党第18期中央委員会第6回全体会議で「新情勢下の党内政治生活に関する若干の準則」と「中国共産党党内監督条例」が審議・採択されました。この2つの文書は、党ガバナンスの全面的な促進を目指すもので、その条項の多くが「鍵となる少数(重要なポストにある少数の党幹部)」に関するものでした。条項作成チーム長を務めた習総書記は2017年のセミナーで、「鍵となる少数」への要求を明確に示し、「自己規律を厳しくし、人選・登用面で方向性を堅持し、原則を守ることに力を入れなければならない。党による幹部管理の原則を堅持し、率先して党の幹部政策を執行し、各種の不正を断固是正しなければならない。利益集団による『巻狩り』に用心しなければならない」と述べました。
2018年のセミナーには、省・部級の主要幹部のほか、新規の中央委員会委員と候補委員も参加しました。これに先立って開かれた中国共産党第19回全国代表大会では、党内改選作業がスムーズに終了しました。中国共産党中央委員会総書記に再選された習近平氏はこの年のセミナーで、「われわれのような大きな党を建設し、大きな国を率いる上で、中央委員会メンバーと省・部級の主要幹部が極めて重要で、『鍵となる少数』をしっかりとつかまなければならない」と指摘しました。また「どの幹部も正しく身を持して世間の汚れに染まらないことを第一の関門としなければならない。些細なことから制約を強化し、自身を規範化する。特権思想、特権現象に断固反対し、監督・制約された環境での仕事と生活に慣れる」ことを求めました。
2019年のセミナーで、習総書記は政治、イデオロギー、経済、科学技術、社会、外部環境、党建設などの分野における重大リスクの防止・解消について深く分析した上で、「常に大勢を見極め、大局を考え、情勢の発展動向とその中に隠されたリスクや試練を科学的に予見し、予防策を出さなければならない。果断な政策決定を行うには、複雑な現象を通じて本質を把握し、急所をつかみ、原因を見極めなければならない」と述べました。
2020年は新中国の歴史において極めて非凡な1年でした。極めて複雑な国際情勢、極めて重い国内改革・発展・安定の任務、特に新型コロナウイルス感染症による深刻な打撃を受けました。これに対して、中国共産党は人民が満足し、世界が注目し、歴史に記録される回答を出しました。「鍵となる少数」について、習総書記は繰り返し念を押し、注意を促しています。2020年に開かれた「初心を忘れず、使命を胸に刻む」をテーマとする教育総括大会では、「党員と幹部は風雨にさらされ、見聞を広める過程で、才能を伸ばし、成長を果たさなければならない。責任感があり、苦労を恐れず、真の腕前を身に付けなければならない。重大な試練に効果的に対応し、重大なリスクを防ぎ、重大な障害を克服し、重大な問題を解決する過程で、先頭に立ち、功績を立て事績を残さなければならない」と強調しました。(朱、柳川)