北京
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23/19
中国国家衛生健康委員会の馬暁偉主任は8日、河北省感染症予防・抑制活動に関するテレビ会議で、「感染症の予防・抑制の重要性、緊迫性への認識を強め、非常状態を稼働し、河北省の予防・抑制活動を強化し、全力を上げて感染症の拡大と蔓延を食い止めなければならない」と述べました。
ここ数日、北京から300キロ余り離れた河北省の中心都市・石家荘市で新型コロナウイルスの感染が拡大しています。現地では市民全員のPCR検査が始まり、1回目の1025万人のPCR検査が完了し、合わせて354人の陽性が検出されました。そのうち、87%は石家荘市藁城区の住人だということです。
馬主任は、「予防・抑制の実行を着実に強化し、PCR検査をはじめとする予防を拡大させ、全員検査のスケジュールと質を確保し、疫学調査に基づいて潜在の感染源を隔離し、部門間の協力を強化して感染拡大のつながりをいち早く究明しなければならない」と指摘しました。
7日までのところ、医療関係者3000人が石家荘市へ緊急出動し、市民全員のPCR検査にあたっています。(玉華、星)