ボツワナのマシシ大統領、王毅外交部長と会談

　アフリカ南部のボツワナ共和国のマシシ大統領は現地時間7日、首都ハボローネで、同国を訪問中の王毅国務委員兼外交部長と会談しました。

　王部長は、「マシシ大統領が就任以来、両国の友好を大事にし、『一つの中国』政策を揺るぎなく堅持し、両国の相互信頼を直ちに修復し、両国関係が良好な発展軌道に戻るよう促進していることを称賛する。中国は外交活動において、国の大小問わず平等であることを堅持し、他国の内政に干渉することはない。ボツワナとともにポストコロナ時代において、両国の各分野の協力を深め、『一帯一路』協力協議締結を機に中国・ボツワナ協力のグレードアップを促進し、ボツワナの工業化とデジタル化プロセスに力を入れ、より多くのボツワナ国民に幸せをもたらしたい」と期待を寄せました。

　一方で、マシシ大統領は、「ボツワナは両国の関係を重視し、中国の投資拡大を歓迎し、工業パーク、デジタル経済、科学技術のイノベーションなどの分野における協力の強化を望んでいる。中国と中国・アフリカ協力フォーラムの枠組みにおける協力を拡大し、ハイクオリティな発展を実現させていきたい」との考えを示しました。（殷、多部）