国際社会　米連邦議会議事堂での暴力襲撃に驚きの声

　米国で連邦議会議事堂に対する暴力襲撃事件が発生したことに対して、一部の国は驚きと非難を示し、秩序ある政権移行をするよう米国に呼びかけました。

　イスラエルのネタニヤフ首相は7日、米連邦議会議事堂を襲撃する暴力行為は恥ずべきものであり、強く非難すべきと表明しました。ネタニヤフ首相は、違法と暴力は米国人が重要視する価値観に反すると論じました。

　イランのロウハニ大統領は7日に行ったテレビ演説で、同事件により「西洋式民主のぜい弱さが露呈した」と述べ、米国新政権に教訓を得るよう求めました。

　ロシア外務省のザハロワ報道官は、「米国の選挙メカニズムが時代遅れになっていることが、現在の米国社会の分裂につながった」との見方を示しました。

　インドのモディ首相は「悲しく思った」と述べ、秩序ある平和的な政権移行を行うよう、米国に呼びかけました。（朱、鈴木）