北京
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王毅国務委員兼外交部長は現地時間5日、アブジャでナイジェリアのオンエアマ外相と共同記者会見を開き、「中国とナイジェリア両国は、協力強化に向けて7項目で重要な合意に達した」と明らかにしました。
この中で王国務委員は、「ナイジェリアは、アフリカにおける中国の主要な戦略的パートナーである。中国とナイジェリアの国交樹立50周年を迎える今年は、重要な節目な年である。2019年、中国とナイジェリアの二国間貿易額は国交樹立当初の1900倍に当たる。双方は、鉄道建設、自由貿易園区、通貨スワップ、衛星打ち上げなどの分野で実りある協力を行い、地域・国際協力の最前線に立っている。事実が証明しているように、力強い勢いを保っている中国・ナイジェリア協力は両国と両国民の共通利益に合致しており、中国・アフリカ協力と南南協力の重要な部分となっている」と語りました。
王国務委員はオンエアマ外相と次の50年を見据えた両国のより輝かしい協力関係をスタートさせるために、7つの方面で重要な合意に達したことを明らかにしました。その具体的な内容とは①感染症が完全に収束するまで、対策での協力を引き続き強化すること、②両国の外相を中心とした政府間委員会を設置して、様々な分野での両国の互恵的な協力を調整・推進すること、③中国の新しい発展構造とナイジェリアの新国家発展計画との緊密な統合を推進し、「一帯一路」建設における両国の協力を深めること、④重点プロジェクトの建設を精力的に推進し、ナイジェリアの工業化プロセスの加速化をサポートし、その自主的な発展能力を高めること、⑤協力の可能性を拡大させ、デジタル経済とグリーン経済の新たなハイライトを創出し、多元化した発展を実現すること、⑥軍事・安全保障での協力をさらに展開し、ナイジェリアの国家安全保障能力を向上させていくこと、⑦国際・地域情勢での協調を緊密化し、多国間主義の理念を実践し、発展途上国の共通利益を維持していくことです。(ミン・イヒョウ、Yan)