新疆人口問題への米国・西側の悪意ある中傷に反論=中国人研究者

2021-01-06 11:56  CRI

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 中国人研究者の祖力亜提・司馬義(ズリヤト・イスマイル)氏と張雅茜氏は、新疆大学のホームページに4日掲載された共同執筆の研究報告書で、事実と確実なデータに基づいて新疆の人口の実情を示し、西側の一部の政治家といわゆる「学者」による新疆の人権に対する悪意ある中傷に力強く反論しました。

 ドイツ人研究者のエイドリアン・ゼンツ氏は昨年6月、米ジェームズタウン財団で、「中国による新疆での強制的産時制限と強制的不妊計画について」と題した研究報告書を発表し、由来不明なデータに基づいて人口面から新疆を中傷しました。ポンペオ米国務長官も再三、新疆に関する発言の中で、ゼンツ氏による新疆関連報告書を引用し、中国の内政に粗暴に干渉しています。

 ズリヤト・イスマイル氏と張雅茜氏が共同執筆した「人権保障の文脈下での米国による新疆事務への干渉の検討・分析——新疆の人口を視点とする調査・研究報告(以下「新疆人口報告」)」は、国家統計局と新疆ウイグル自治区統計局が発表した統計データに基づき、2015年から17年までの新疆の人口の自然増加率は11パーミル以上でほぼ安定しているとした上で、「新疆の人口の自然増加率は2015年から急下降した」とするゼンツ氏の主張に反論しています。

 「新疆人口報告」によると、新疆のウイグル族と漢族の人口比率は、1978年が1.08:1でしたが、2018年は1.49:1となっています。18年の人口はウイグル族が1167万8600人、漢族が785万7400人です。ウイグル族の人口は漢族に比べて増加傾向にあります。ゼンツ氏による「漢族の人口増加率はウイグル族の8倍」との主張は間違っています。

  「新疆人口報告」はまた、ゼンツ氏について、「データを意図的に改ざんしたり、概念や由来をあいまいにしたりする書き方で、うそを真実性のあるものに見せようとしている」とも指摘しています。

  「新疆人口報告」はさらに、米独立系ニュースサイト「グレーゾーン」の関連文章を引用し、米国政府が1983年に設立した右翼組織「共産主義犠牲者記念財団」の中国問題上級研究員であるゼンツ氏について、米国の支持の下で反中国的な言論を発表する「学者」であり、「中国政府による中国のチベットや新疆西部地区に対する政策の研究において世界をリードする学者ではない」と指摘しています。(非、柳川)

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