北京
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米国のポンペイ国務長官が中国・欧州連合(EU)投資協定に関して不適切な発言をしたことに対し、外交部の華春瑩報道官は6日の定例記者会見で、「中国はEUを含む各国と積極的に協力し、共通利益を拡大させ、より高いレベルの互恵ウィンウィンの実現を目指している」と強調しました。
報道によりますと、ポンペイ米国務長官がメディアに対し、「中国EU投資協定は脆弱な合意だ」と述べました。華報道官はこれについて、「中国とEUは7年もの共同の努力を経て投資協定交渉を経て、均衡の取れた高レベルで、互恵ウィンウィンの投資協定に合意した。これは中国がハイレベルの対外開放を推進する決意と自信を示したものだけでなく、中国・EU間の相互投資により大きな市場参入、より高いレベルのビジネス環境、より強力な制度の保障を提供し、より明るい協力の見通しを示すものでもある」と述べました。
華報道官はさらに、「今回の交渉妥結は、各方面から中国・EU経済貿易協力の一里塚として、または多国間主義の勝利だと受け止められている。感染症により世界経済が大きなダメージを受けている背景の下、中国EU投資協定の成立は世界経済の回復を促し、多国間主義の維持にも有利で、ルールベースの開放型世界経済を守るにも役に立つものだ」と示しています。(閣、Yan)