北京
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「ニューヨーク・タイムズ」は現地時間の3日、連邦政府高官の発言を引用して、「連邦政府は、一般市民向けの接種速度を高めるため、バイオテクノロジー企業モデルナが開発した新型コロナウイルスワクチンの1人分の接種量を半分にすることを検討している」と報じました。
「ニューヨーク・タイムズ」によりますと、これは、米政府によるワクチン開発加速計画「ワープ・スピード作戦」の首席顧問であるモンセフ・スラウイ氏がCBSの取材を受けた際に述べたものです。スラウイ氏は「18歳から55歳までの人が接種するワクチンの用量を半分にすれば、接種を受ける人数が倍増させられる」と述べました。
スラウイ氏が主張するワクチン接種量「半減計画」には多くのネットユーザーから疑問の声が上がっています。ネットユーザーは「現在の根本的な問題は、連邦政府が明確な接種計画を持っておらず、すべての人がスムーズに接種を受けることが保証されていないことだ」としています。また、一部のネットユーザーからは「上層階級の人はこの『半減計画』に加わらないと確信できる。われわれ庶民はその残り物しか得られない」と不満の声を上げています。(朱、坂下)