北京
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ポンペオ米国務長官は先日、「北極地域が発展するなら、われわれはまず露中両国の脅威に注目しなければならない。中国は北極から900マイル離れており、『北極に近い国』になることは中国の幻想である」とツイートで発表しました。これについて、外交部の華春瑩報道官は5日の定例記者会見で、「米国のポンペオ国務長官が客観的事実を無視し、イデオロギーを宣伝し、北極の安全保障上の脅威を誇示していることは、現在の国際社会が北極で協力を強化している大勢と一致しない」と述べました。
また、華報道官は、平和と協力が現在の北極情勢の主流であるとし、気候変動と北極の氷雪融解に伴い、北極の環境保護と持続可能な問題は日増しに際立っており、関係各方面が協力して対応する必要性を示しました。また、「中国が北極に近い国の一つであることは否定できない地理的、自然的、社会的現実であり、いかなる組織や個人の意志によっても移転するものではない」と述べ、北極の地域横断や世界的な問題は中国と密接に関連しており、中国が北極国家の北極地域における主権権利と管轄権を重視し、北極の平和、安定、持続可能な発展のために積極的な貢献をしていきたい考えを示しました。(雲、CK)