北京
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中国中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の慎海雄台長は1日、毎年恒例の新年のあいさつの中で、一部の欧米メディアに対し、中国関連の報道における偏見や歪曲を正すよう改めて呼びかけるとともにプロ意識を高めてメディアとしての責任をしっかりと果たすよう求めました。慎台長は、「見解は異なるが、真相は一つしかない。新しい年は、国際世論における風評被害やデマなどが少なくなってほしい」と強調しました。
複数の国際ソーシャルメディアプラットフォームに投稿された今年の新年のあいさつの中で、慎台長はこの一年、多くの国際的主流メディアとの交流、特に新型コロナウイルス感染症をめぐる報道での情報交換とその成果を振り返りました。その上で、「私は常に真実性がメディアの命であると信じてきた。 信頼できるニュースと権威ある情報は、メディアの責任とクオリティを反映している。残念ながら、一部のメディアは中国関連の報道において、公平性を偏見に置き換え、事実をデマで歪曲している。感染症対策にしろ、香港や新疆関連の報道にしろ、誤報やでたらめな話まで出てきている」と指摘しました。
慎台長は、「このようなデマに対して、CMGは速やかに対応し、真相を明らかにしてきた」とした上で、ヨーロッパの有名な格言「正義者には多くの友人がいる」という言葉を引用し、新しい年もCMGは国際主流メディアとしての責任を果たし、客観的で公平な立場を堅持し、真実を広め、正義の声と文明の美しさを世界に伝えていきたいとの意気込みも示しました。
CMGは中国中央テレビ(CCTV)、CGTN、中国中央人民ラジオ(CNR)、中国国際放送局(CRI)などを傘下にもつ中国最大のメディアグループです。(ミン・イヒョウ、星)