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習近平、新時代の先導者

2017-11-17 15:51:05     cri    


2013年8月29日、習近平氏は東軟集団(大連)有限公司で若手社員と親しく記念撮影。(新華社記者/鞠鵬)

 習近平氏は中国共産党が誠心誠意人民に奉仕するという趣旨を体現させた。特に、彼が15歳から農村で挿隊(都市の知識青年が農村へ行き人民公社の生産隊に入って働くこと)した経歴と関わっている。習近平氏は陜北省梁家河村で7年間知識青年として過ごしたことがある。「あの時はどんな仕事もやった。荒地の開墾、畑の耕作、草取り、羊の放牧、石炭運び、ダムの建設、糞運び……、ほとんど休んだことはなかった」「この経験を通じて、実際とは何か、事実に基づいた真実の追求とは何か、群衆とは何かということがよくわかった。これらの経験は生涯役に立つだろう」と語っている。

 習近平氏はこの大国の人々の生活に関する真の状況を理解できる十分な経歴と自信を持っている。習近平氏は44年前から政治に携わり、大隊党支部書記から党の総書記まで、一般的な公民から国家主席まで、更には一般の軍事幹部から軍事委員会の主席まで、党、政治、軍事という各分野の経験を持ち、村・県・地・市・省・直轄市から中央に及ぶ全レベルの重要な職務を経験し、各職務を長期間かけて経験・鍛錬して、着実かつ著しい政治実績を収めてきた。習近平氏は中国共産党を導き、人民の利益を完全にめぐって、常に長期的で、数年から10数年を先取した政策を決定し、また「1枚の青写真をとことんまで描いてきた」。ロシア人専門家のオリカ・ミコノワ(音訳)氏は「私は習近平氏を尊敬している。中国の指導者は新時代が求める素質をもっている」と語っている。

 四、責任を果敢に担う国家改革発展の戦略家

 偉大な21世紀の国家現代化事業を推進するため、習近平氏が発起した新しい改革は世界の最大規模の改革だ。習近平氏は「改革開放は現代中国の運命を決める肝心の一手だ」と述べた。

 30年あまりの改革開放は「中国の興隆」という史上最大の奇跡を創造し、その後、残されたのはーー「時代にそぐわない一切の思想・観念や体制・仕組みの弊害」から「凝り固まった既得権益の垣根」までーー困難な仕事ばっかりだ。

 中国はどこへ向かうのか。海外の人達は不安に思っていた。「経済ハードランディング」「金融危機」「改革減速」「中国崩壊」などの論調はよく聞こえる。

 改革開放の新時代をリードする習近平氏には重大な責任が任された。習近平氏は諸葛亮氏の『出師表』から、「命を受けしより以来、夙夜に憂歎し、付託の効あらずことを恐る」のを引用し自らの気持ちを表した。習近平氏は「五位一体(経済建設・政治建設・文化建設・社会建設・生態文明建設)」と「四つの全面(小康社会の全面的完成、改革の全面的深化、全面的な法に基づく国家統治、全面的な厳しい党内統治)」で、トップダウン設計をした。習近平氏は中国経済はすでに「新常態(ニューノーマル)」に突入したため、スピード、構造、エネルギーなどの面で新たな対策を打たなければならないと判断した。

 2013年4月、中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議コミュニケ起草グループが設立され、習近平氏がグループ長に就任。鄭新立・元中共中央政策研究室副主任は「各地方、部門は積極的に何万に上る改革に関するアドバイスを出した。重点は何だろうか…総書記がーー制度上の問題、社会矛盾が比較的に目立つ問題、大衆の強い不満を買った問題を集中的に解決するーーと最後の一打ちで音の調子を決めた。」

 中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議で、資源の配置における市場の「決定的な役割」を果たせると提出されたが、1992年の中国共産党第14回全国代表大会で提出されたのはずっと資源配分において市場は「基礎的な役目」である。討論で、新しい提起の仕方は革新が急速すぎで、しばらく猶予すべきだと一部に思われたが、習近平氏が最後の一打ちで音の調子を決め、重大な論理的突破を果たした。中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議コミュニケの起草に参与した学者は、習近平氏の決意がなければ、多くの重要改革は実現できなかったと回顧しながら述べた。

 国有企業・国有資産、戸籍制度、財務金融、農村用地、公立病院…長年にわたり討論され、度重なる障害があり、深層的利益の調整につながるような改革は続々とスタートし、曾てなかなか解決できなかった困難な問題が次々と解決された。

 習近平氏は「官邸制」を中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議コミュニケに書き込むことを推進した。この改革について前から呼びかけられてきたが、高層官員に関わり、恨みを買う制度だったから、なかなか応じることはなかった。世論は、習近平氏は「自分に圧力を加えたのだ」と評した。

 中共中央機関紙『人民日報』ウェブサイトは、習近平氏を「我らのグループ長」と呼ばれた。ここ5年間、習近平氏が主に中央全面深化改革指導グループ、中共中央ネット安全情報化指導グループ、中央軍事委員会の国防・軍隊の改革を深化させるための指導グループ、中央財経指導グループなどの機構を統帥した。習近平氏はまた、中央全面的な法に基づく国家統治指導グループを設置すると発表した。

 習近平氏は各分野に自ら参与している。習近平氏は重大な改革案を初稿から真剣に校閲し、逐語的に訂正した。これで、国家権力の集中と意志の同一化が保証され、監察・検査などの措置を通じて改革が実行に移すことが保障された。

 習近平氏は夙夜公に在り、勤勉に働く。中共中央弁公庁の権威者によると、どれ程遅くなっても(夜零時でも)習近平氏へ稟議書を送っても、翌朝には返事がもらえる。

 習近平氏の指導の下、新型の現代化経済システムは中国で次第に整いはじめた。システムには、供給側構造改革、国家革新、農村振興、地域間の調和発展、社会主義市場経済体制、全面的開放の新局面などの戦略・設計が含まれる。 供給側構造改革の意義を官員に理解してもらうため、中国人観光客が海外でウォシュレットや炊飯器を買うことを例に、「授業」させた。

 「中国の特色ある社会主義制度を充実・発展させ、国家統治体系・統治能力の現代化を推し進める」ーー偉大で鮮明な改革の総目標は習近平氏の戦略的見識を示した。これは中国の特色ある社会主義制度がより成熟で定型化させることの推進に関する論理的回答と現実的答えで、国家の長期的安定を確保するため、より完全、安定でより効果のある制度的システムの提供に着目するもので、世論に「5つ目の現代化」と呼ばれている。

 全面的な法に基づく国家統治から、美しい中国まで、社会主義の核心的価値観から文化的自信まで、習近平氏は社会主義現代化強国の構築についてより踏みこんだ配置を行った。彼は社会主義生産力及び生産関係が最終的に資本主義を超越するよう尽力している。これは彼が創立した中国の特色ある社会主義政治経済学にも現れている。

 この意味では習近平氏が中国のために中所得国の罠を回避するルートを見つけただけでなく、社会主義国家という新しい社会形態の統治のため、効果ある対策を見つけたのだ。

 五、軍隊と国防の再構築を遂げた統帥者


2013年8月28日午後、遼寧艦の水兵儀仗隊を検閲する習近平氏。(新華社記者/李剛)

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