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習近平、新時代の先導者

2017-11-17 15:51:05     cri    

時代の合流点に立つ指導者として、習近平氏はなすべきことを積極的に行い、中国の偉大なる夢を実現するための舵取りの者となった。

 『タイムズ』誌は、習近平氏を年度世界を影響する100人の1人と選出した。メデイアは「やる気満々」、「雄心勃々」、「頭脳明晰」、「鋼鉄のような意志とやさしい心を兼備する」、「穏やかで自信に満ちている」、「開拓性を持っている」といったような言葉で習近平氏のことを評価している。米国のブレジンスキー元国家安全保障問題担当大統領補佐官は、習近平氏のことを「英知で将来へ見通すことができ」、「国際と国内の問題に対して良き判断力がある」と称した。ロシアの学者であるユリ・タフロフスキは、習近平氏は「とてつもない才智を持っている人で、堅実な信念を持っている人で、現在と未来を作り出す人である」と評価した。

 ハーバート大学ケネディ政府管理学院ASHセンターが全世界の人々を対象に行った世界主要国家の指導者のイメージ調査では、10カ国の指導者に対する評価の面においても、自国の指導者が国内と国際事務を正確に処理するへの自信の面においても、習近平氏はいずれもランキングの第1位となった。

 中国共産党第19回党大会が開幕した後、『日本経済新聞』が次のように述べた。習近平氏は未来30年の国家の青写真を描き、国内外に向けてシグナルを発信した。習近平氏は中国が世界強国の地位を奪い返すという偉大な事業のために道を切り開けるだろう。

 二、偉大な闘争の中に形成した党の核心

 習近平氏は5年前、中共中央総書記就任した際に、直面していた最重要な政治任務は、全党の中国共産党中央への服従を確保し、中国共産党中央の権威と集中的・統一的指導を堅持することである。党内における鋭いかつ厳しい気の緩みの問題、能力不足、大衆からの遊離、消極腐敗の危険を解決しなければならない。その中、腐敗は最大な挑戦である。習近平氏は、「腐敗問題はますます深刻になると、最終的に党も国も滅びる」と指摘したうえ、この問題が解決しない限り、新時代のいかなる任務も目標も議論にならないと、強調した。

 2012年12月初に反腐敗の「初めての一歩」が踏み出され、第18期中国共産党中央候補委員に当選してまだ1ヶ月も経っていない四川省党委員会副書記李春城を取り締まった。その後、ほぼ毎月に何人の中層管理幹部が取り締まられ、最も多い時期に「1ヶ月間に7つの虎を倒した(虎は腐敗幹部を指す)」、習近平氏は実施した鉄腕が中国共産党96年間の歴史の中、かつてなく、世界各国にもまれである。

 それにしても、2014年7月末に中央政治局元常務委員周永康が「厳重な紀律違反」の疑いで調査を受けることが発表されたのは、多くの人々にとって、想定外のことであった。この前、多くの中国人は、中国共産党が中央政治局常務委員レベルの元高層部指導者を調査することを、信じようもしない。国際社会でも、就任したばかりの新幹部は、このレベルの「大きな虎」を「捕らえる」ことに十分な能力と胆力を持っていると、思っていない。

 5年間、周永康のほか、薄熙来、郭伯雄、徐才厚、孫政才、令計画のような、もともと「鉄の帽子を被る王」(絶対、責任追及されることがない特権階級のこと)と見られる一部の人達は、反腐敗の鋭い剣で突き落とされ、これまで、43人の第18期中国共産党中央委員、候補中央委員、9人の中央紀律検査委員会委員が取り締まれた。

 一部の人が中共反腐敗は「ハウス・オブ・カード」であると、疑問を持っていた。習近平氏は「数百数千の腐敗した人々の利益を損なわなかったら、13億の人民達の利益が損なわれることになる」と語った。さらに、反腐敗が経済発展に悪影響を与えるとの一部の人の見解に対して、習近平氏は「私から見るには、空が崩れることをしない」と、答えた。

 このような激しい反腐敗の戦争だけからみても、習近平氏の「リレー」は、決して安定的なものではなく、むしろ「闘争」に直面していた。中国共産党第19回党大会の報告で、習近平氏はこの言葉を23回も使い、いままでの頻度を遥かに超えていた。

 2015年の「膠着状態」から2016年の「圧倒的な態勢が形成しつつある」まで、今の中共反腐敗は「圧倒的な態勢が既に形成して、強固に発展している」。海外では、逃亡している人々は、まるで通りを横切る鼠のような苦境に陥っている;国内においても、数万人の党員幹部は組織に自分の問題を自ら、白状した。

 一部の人の「ほっとした時期がやってきた。休もう」という意見に対して、習近平氏は、「成果を出したばかりの時にやめる」のを断固として認めず、反腐敗闘争の「圧倒的な勝利」を獲得するよう、と要求した。

 インターネット利用者は一幅の漫画を描いた:習近平氏は「虎」に乗せて、こぶしを振り上げ、この猛獣を痛撃している。国家統計局の調査データによると、人民大衆は党風廉政建設と反腐敗活動に対する満足度は、中国共産党第18回党大会前の75%から2016年の92.9%に上昇した。

 習近平氏は人民に威信を確立したのは、「虎を痛撃すること」、「蝿を消滅すること」だけに頼っているわけではない。

 2013年初、新華社の『インターネット利用者は「舌の上の浪費」の抑制を呼びかける』という資料を見て、即座に指示を行い、「浪費の風は強く抑えなければならない」と要求し、公金浪費の現象を断固として途絶しなければならないと、強調した。5年間努力し続けた結果、中国共産党は、多くの人々が抑えられないと思われた歪んだ風習を抑えることに成功したのである。

 中央紀律検査委員会副書記楊晓渡は以下のように語った。「人民大衆は、かつて公金による飲食代の請求が年間2千億元にも上ったのに、どんな方法で解決できるのかは、分からないと言った。しかし、この問題を解決するため、「8項規定」が打ち出されてから、この問題がほぼ解決したといえる」。「8項規定は中国を変えた」と言っても過言ではないと、話していた。

 習近平氏は「人民はわれわれに権利を渡してくれた以上、われわれは身をもって、党と国に承諾し、党と国に報いて、やるべきことをやって、怒らせるべき人を怒らせる」と、語った。これは彼の「考え方の変化」を反映する言葉である。

 火を浴びて再生する。党の大衆路線教育実践活動、「三厳三実」特別教育、両学一做」学習教育、これから始まる「初心を忘れず、使命を胸に刻む」特別教育、共産主義理想信念を「カギとなる少数」から全党員に拡散する。

 紀律処分条例と廉潔自律準則が一体修訂され、紀律の「最低ライン」も分けられ、道徳の「最高ライン」も明示された。関係学、厚黒学、官場術を熱中する人が勢力を失い始める。この5年間、処分を受けた副処級以上の裸官だけでは5000人以上。指導幹部の上でもいける下でもいけるといういくつかの規定によって、2.2万人の県処級以上の幹部が調整された。

 2016年中国共産党第18回6中全体会議では、習近平氏の中国共産党党中央の核心、全党にとっての核心的な地位が明確された。世論によると、中国共産党のような大きな政党として大国を統治し、前進の道路に沢山の困難を直面し、強力な指導核心がないと、全党の意志統一と全国各民族の人民の団結統一を実現するのが難しく、あらゆることもできなく、奇跡を更に作り出すことができず、「数多くの新たな歴史的特徴のある偉大な闘争」を獲得することができない。

 習近平氏の「何も恐れない戦闘精神」はマルクス主義への堅信によるものである。習近平氏の講演には、「共産主義と社会主義への確固たる信念が満ち溢れている」と、彼の一人の同僚が書いた。

 2012年11月29日に『復興の道』の展覧会を観覧する際に、マルクス主義理論・思想政治教育専攻博士学位を持つ習近平氏は、陳望道が『共産党宣言』の翻訳に熱中し、墨汁を勘違いして、赤砂糖として食べたという典故をほかの中国共産党中央政治局常務委員に自ら話し、陳望道が言ってた「真理の味は非常に甘い」という話を引用した。

 習近平氏は親からも力を預かった。父習仲勛と母斉心は早いうちに革命に参加した。彼は父への手紙には、逆境においても、「お父さんは共産主義への信念は揺るぎなく堅持し、わが党は偉大で、正確で、光栄であると信じている。あなたの言行はわれわれに前進の正しい方向を指した。」と書かれていた、彼は5、6歳の時に母と一緒に買った『岳飛伝』『岳母刺字』などの絵本に書いた物語を思い出す時に、「精忠報国」の4文字はその時から今までずっと覚えていて、一生の追求する目標でもある。」と語った。

 習近平氏はい若ごろに前後にして8通の入団申請書、10通の入党申請書を書いた。20歳の時に彼は、中国共産党を入党した。

 三、人民の幸福を追求する「公僕」

 中国共産党第19回党大会報告の翻訳・校正に携わった9人の外国人専門家の一人、ラオス語専門家のKeovichith Lamngeun氏は、習近平氏の親しみやすいイメージが印象に残っていた。Keovichith Lamngeun氏は「習総書記はたいへん偉大な中国の指導者だ。習総書記はオフィスに閉じこもっているのではなく、人民の中へ深く足を踏み入れていた。習総書記はたいへん穏やかで近づきやすく、身なりも話し方も、その笑顔も 『地に足が着いている』で、雨の日にも、強い日差しの下でも、他人に傘を持たせることはなかった。私から見れば、習総書記はとても温かな心の持ち主だ」と語っている。フランス語専門家のフプチ(音訳)氏は「私がよく見たところ、習近平氏が庶民からとても好まれているのは、彼が変化をもたらしたからだ」と語っている。

 これまでの5年間によく見られたのは、この中国共産党の総書記が庶民とじきじきに会う中で、歓声が沸き起こり、携帯電話のカメラのシャッターを切るカシャっという音で賑わうワンシーンだ。


2015年2月13日の午前に、延安市延川県文安駅鎮梁家河村で調査研究した際、歩きながら村の住民たちと語り合っていた習近平主席。(新華社記者/蘭紅光)

 北京の街中にある中国風ファーストフードの店で、習近平氏はお皿を持ち、列に並んで購入し、庶民と共に食事をとった。そして、春節(中国の旧正月)を前に、習近平氏は自ら年越し用品を用意し、挿隊(都市の知識青年が農村へ行き人民公社の生産隊に入って働くこと)で働いていた農村へ戻り、「同郷人」を訪ねた。また習近平氏は、雨に濡れながらも労働者たちと語り合い、農家を訪れ、穀倉や寝床、台所、豚小屋の様子を見回ったりした。また、習近平氏は高齢者のことを気にかけ、高齢者施設を訪れた時には、日々の食事のメニューをチェックするのを忘れることはなかった。

 しかも、習近平氏は学生に関心を寄せ、彼らに「人生のボタンは初めからしっかりとかけるべきだ」と語っている。震災地を視察に訪れた時には、習近平氏はテントに入り、配置された住民の生活状況について理解し、夜が深まると、粗末な仮設住宅に寝泊りした。



 


2013年7月21日の午前に、雨を冒して、武漢の新港陽邏コンテナ港区で実地調査した習近平主席。(新華社記者/李学仁)

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