20160513news3
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台湾の複数の社会団体が12日に台北で、両岸関係の平和的発展の流れに従って、『九二共通認識』を受け入れるよう新しい指導者に呼びかけました。
この日「両岸関係の今後の方向分析」という座談会が開催されました。台湾の「両岸平和発展フォーラム」を主宰する労働党の呉栄元主席はこの座談会で「これまでの8年間、両岸は『九二共通認識』を踏まえ、政治的相互信頼関係を続けてきた。民進党の陳水扁氏の執政期間中の緊迫した対立関係を終え、両岸の平和的発展と交流の時代を切り開いた」としました。その上で、「両岸の平和的発展は、台湾社会の最大の民意と共通認識で、台湾の経済と社会発展の必要条件ともなっている。しかし、民進党の指導者は未だに『九二共通認識』を受け入れていない。これは憂うべきことである」と述べました。
また、台湾労働人権協会の王娟萍執行長は、「台湾の新指導者が『九二共通認識』を受け入れるとはっきりと表明することは、台湾の人々の利益になる」と指摘しています。
さらに、中国統一連盟の戚嘉林主席は、「台湾当局の新しい指導者が『九二共通認識』を受け入れるとはっきりと表明しないことは、両岸関係が衝撃を受けたり、両岸の交流や台湾の経済が痛手を蒙ることになるだろう」と懸念を示しました。(藍、keiko)
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