中国国務院台湾事務弁公室の安峰山報道官は24日の定例記者会見で「5月20日までに、同弁公室と台湾大陸委員会の責任者の再度面会について、双方は積極的な姿勢で意思疎通を行っている」と明らかにしました。
安報道官は「国務院台湾事務弁公室と台湾大陸委員会は2014年2月、『92合意』(大陸の海峡两岸関係協会と台湾の海峡交流基金会が1992年11月に達成した「1つの中国」を基盤とした両岸関係に関する合意)という政治的基盤を堅持しできた交流メカニズムは両岸の各分野での交流と協力の推進に重要な役割を果たした。責任者の面会は、このメカニズムの重要な一部であり、双方はこれまでの数回にわたる面会の際に、『92合意』を堅持し、引き続き各分野での交流と協力、及び両岸関係の平和的発展を推し進めていくことを強調してきた」と述べました。
中国国民党の主席選挙とその候補者について記者からの質問に対し、安報道官は「国民党主席の選挙はその内部の事柄であり、コメントはしない」と述べ、中国共産党と国民党は『92合意』を堅持し「台湾独立に反対する」という共同の政治的基盤の上で、両岸関係の平和的発展を守り、推進し、両岸同胞に福祉をもたらすよう期待すると表明しました。(MOU)
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |