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朝鮮が核兵器の率先不使用と韓国との会話を主張

2016-05-09 14:26:38     cri    

 朝鮮の最高指導者である金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記は6日と7日の両日開催された朝鮮労働党第7回大会で、党中央委員会の活動に関する報告を行いました。

 金第1書記は「朝鮮は、責任ある核保有国として、核拡散防止の義務を誠実に履行していく」と強調した上で、衛星打ち上げについては、「宇宙科学技術の開発を継続し、より多くの実用衛星を製造し、打ち上げていく」としました。また、韓国との関係と国家統一については「当面の急務は、韓国との関係を抜本的に改善することである。相互尊重の上で、各分野、各レベルで対話を通じて誤解と不信任を解消し、祖国の統一と民族の共栄を目指して、共に努力していきたい」と述べました。

 さらに、外交政策については「自主・平和・友好は、朝鮮労働党の一貫した対外政策理念である。地域と世界の平和と安全のために戦うことは、朝鮮労働党と政府の一貫したスタンスだ」と強調しました。 

 金第1書記の韓国との関係に関する話について、韓国統一省は8日、報道官名義で発表した論評で、「朝鮮が核開発と挑発を継続している中、対話を主張することは、いかなる誠意も感じない」と反発、「その平和統一と韓国との関係についての内容は、朝鮮のこれまでの立場が繰り返して強調されただけである。もし半島の平和を真剣に考え、半島の統一を実現し、双方の関係を改善する意思があるのであれば、韓国を対象にした威嚇や挑発行為を即時に停止して、誠意ある態度で非核化の道を歩むべきだ」と論じました。(朱、む)

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