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核セキュリティ・サミットでの中米協力が注目を集める

2016-04-06 15:51:36     cri    
 アメリカの首都ワシントンで開催された第4回核セキュリティ・サミットでは、各国、各国際組織の代表らが話し合い、核セキュリティを強化し、核テロリズムの脅威を予防することで、認識を一致させました。サミットが重要な成果を収めた中にあって、中米両国の核セキュリティ分野における協力が注目を集めています。

 今回のサミットの閉幕は、世界核セキュリティ・サミットのプロセスの進展を意味しています。国際的な核セキュリティ分野での協力強化を続けるため、各側は合意文書を発表し、核セキュリティを長期的で優先的な事項にすることを約束しました。

 合意文書では、「各側は国際原子力機関(IAEA)が定期的にハイレベル国際会議を開くことを支持する。また、国連、IAEA、国際刑事警察機構(インターポール)と、核テロリズム撲滅提言や大量破壊兵器拡散防止構想を含む関連の国際組織及びその提案を支持する」としています。

 サミットの期間中、中米両国は「中米核セキュリティ協力共同声明」を発表し、核安全の重要分野における協力の強化を確認しました。この声明の発表は、双方が協力して核テロリズムを撲滅する決意を表し、グローバルな核セキュリティ・ガバナンスにおける重要な指導的役割を果たすだろうと見られています。

 また、共同声明の発表についてアメリカ国内では、「米中両国は数年間にわたって国際核安全分野における積極的な協力を行っている。年間対話メカニズムを確立することで協力がさらに強化され、両国の協力に重要なプラットフォームを構築できるだろう」という意見が出ています。(殷、謙)

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