北京
PM2.577
3/-2
中国・欧州投資協定交渉は2013年にスタートしてから7年間で35ラウンドの交渉を行い、今月30日に、同交渉が計画通りに終了したことを双方の指導者が共に宣言しました。中国商務部の関係者は「中欧投資協定交渉は国際的なハイレベル経済貿易規則に合わせて定められ、その分野はこれまでの協定よりはるかに広くなり、中欧の企業、ひいては世界の企業により多くの投資のチャンスとより良いビジネス環境を築き上げるものになる」と評価しました。
市場進出制度について協定は、参入許可前国民待遇+ネガティブリストのモデルを取っています。中国は初めてサービス業を含めたすべての業界を開放することを確約しました。同時に、欧州側も中国に対してより緩和された市場参入基準を承諾しました。
公平な競争ルールの面では、法律に基づいたビジネス環境の構築に基づき、国有企業、補助金の透明度、技術譲渡、基準の制定、行政と法執行、金融の監督管理、それに企業の運営に密にかかわるテーマを巡って一致しました。
このほか、投資の促進と利便化のために、投資に関わる外貨の移転を許可する専門の規定を定め、投資に関わる人の出入国や滞在についても規定し、確約を行いました。(Mou、CK)