北京
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ロイター通信社がこのほど、「中国の対外貿易が2021年にも拡大傾向継続の見込み」と題した論説を発表しました。その中で、「世界経済が新型コロナウイルスによりダメージを受けた中、2020年の中国の対外貿易がグローバル貿易の中の『ダークホース』のように、グローバル産業チェーンの不足を補っている。感染症の行き先が依然として読めない中、2021年の中国の対外貿易も勢いよく発展する見込みだ」としました。
そのうえで、「世界各地でワクチンが相次いで投与され、生産能力も回復されつつあり、中米経済貿易交渉の第一段階の合意が実行に移されつつあるため、アナリストは概ね2021年の中国の対外貿易の情勢を楽観視している。一方、グローバル経済の回復が感染症の影響を受け、変異的ウイルスが産業チェーンやサプライチェーンに与えるマイナスな影響は予想できず、反グローバリゼーションと保護主義の台頭などの不確定性があることも指摘されている」としました。(李、Yan)