北京
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26日早朝、湖北省企業が生産した防疫物資や自動車部品、電子製品を満載した「X 8015」列車が武漢から出発し、ドイツのデュースブルクへと向かいました。これは今年武漢市から出発した100回目の「中欧班列」です。武漢市から出発した「中欧班列」は、これまで欧州諸国にマスクや非接触温度測定器、人工呼吸器などの防疫物資762箱、重さにして合わせて5580トンを輸送しました。
中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」X8015は26日5時29分、武漢市呉家山駅から出発しました。これは今年武漢から出発した100回目の運行となります。
苦境の中での武漢市の経済回復のプロセスは今年の中国経済が辿ってきた道の縮図でもあります。世界銀行が12月23日に発表した最新のデータによりますと、中国経済は2020年に2.0%成長し、2021年の経済成長率は7.9%に回復すると予測されています。現在、世界経済が大きな不確実性に直面し、一国主義が台頭する背景の下、中国は海外企業に市場を開放し続け、安定的かつ透明性がある予測できる投資環境の構築に努め、多国間的でウィンウィンの協力を継続的に推進しています。
14億人を有する中国は、4億の中間所得層を抱え、世界で最も潜在力のある大市場です。今後10年間で、中国の累計商品輸入額は22兆ドルを超える見込みです。感染症に対応する中で、中国が示した効率的な行動力や開放精神が、世界により多くの繁栄と安定をもたらすだろうとみられています。(閣、Yan)