王毅外交部長 イタリア外相とビデオ電話会談

　王毅国務委員兼外交部長は２９日、イタリアのディマイオ外相とビデオ電話を通して両国の国交樹立50周年を祝いました。

　今年は中国・イタリア国交樹立50周年に当たり、両国の関係はコロナの影響を克服し、健全で安定した発展を維持しています。これを受けて、王外交部長は「中国はより高い出発点から改革開放を推進し、イタリアなどの各国により多くのチャンスをもたらす。双方は各分野で協力における潜在力を見出し、コロナ後の時代における中伊関係を推進し続けていく」と述べました。

　王外交部長はさらに、「中国側はイタリアを主要20カ国・地域（G20）の主席後任国として支持し、イタリアおよび他の加盟諸国と共にG20の防疫協力やグローバル経済ガバナンスを推進し、世界の持続可能な発展の実現に重要な役割を果たす」と表明しました。

　一方、ディマイオ外相は伊中関係の進展を高く評価し、「伊中両国は各分野の協力を強化し、共にコロナの脅威に対応し、世界の経済回復を推進する。イタリア側は欧中の全面的戦略パートナーシップを支持し、対話協力の推進や欧中全面的投資協定の達成に専念する」と述べました。（moku,CK）