北京
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湖北省孝感市孝昌県新崗村は丘陵地域に位置する村です。田の面積が狭く、水源に乏しく、村民の収入が低かったため、かつては185世帯が貧困家庭として登録されていました。近年になって村では貧困脱却のための堅塁攻略戦が行われ、村民は豊かになったうえ、村の様子も一変しました。
貧困から抜け出し、村民の幸福感を引き上げる措置の一つとして、村では高齢者に昼食を提供する「幸せ食堂」を設けました。
食堂は廃校となった小学校の校舎を2018年に改造したもので、映画・テレビ番組放映室、図書室などの施設も設置されました。食堂は敷地面積が150平方メートルで、50人余りを収容できます。
食堂は去年秋にオープンして以来、おかず3品とスープを提供しています。75歳以上の高齢者が利用でき、80歳以上は無料で、それ以下は1食5元となります。
「ここは美味しいし、サービスも行き届いているから、我々高齢者にとってまさに『幸せ食堂』だ」と86歳の村民・陳松勁さんは記者に言いました。
現在、約30人が毎日食堂を利用しており、うち8人が登録された貧困世帯です。留守を預かる高齢者が介護や娯楽のサービスを受けられるようにするため、村は食堂をずっと続けていくことになっています。(Mou、浅野)