北京
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45巻の一次資料からなる資料集『日本侵華戦争軍事秘密文書・最高政策決定』が28日、中国人民抗日戦争記念館で発表されました。
日本の最高政策決定当局の極秘および一部機密文書を網羅し編纂したこの資料集は、争うことのない事実で、日本による中国侵略戦争中の犯罪行為にまつわる歴史を全面的に明かしています。
同資料集は日本国内、あるいは、米国が日本から持ち出した2000本余りのマイクロフィルムの中から、1千万字余りの機密文書を引用、セレクトしたもので、すべて日本が当時、中国への侵略戦争を画策、仕掛け、実施する最高政策決定当局間の機密電報と文書からなっています。
中国社会科学院世界歴史研究所の研究員で、中国日本史学会の湯重南名誉会長はこの資料集の出版について、「これらの史料の開示、研究により、日本の右翼勢力と一部の侵略戦争の歴史を歪曲し、犯罪行為を美化しようとする政治屋の行動を指摘するのに、取って変えることのできない現実的意義がある」と評価しています。(Yan、CK)