北京
PM2.577
3/-2
外交部の汪文斌報道官は25日に北京で行われた定例記者会見で、「2020年はこの百年で未曾有の大変局とパンデミックに遭遇した。多くの不確定要素が増す中、中国とアラブ諸国の関係は持続的に発展し、鮮明な安定性をもって様々な不確定性に対応し、国家関係や南南協力の模範となっている」と述べました。
汪報道官は2020年の中国とアラブ諸国の関係を振り返り、「習近平主席はアラブ諸国の国家元首と10回近くにわたって電話会談を行い、20回ほど書簡を交わし、双方の関係発展に戦略的なリーダーシップを果たした。突如発生した感染症に対し、中国とアラブ諸国は手を携えて物資を相互援助し、経験を分かち合い、ワクチンの開発などで協力の模範を示している。さらに、双方の核心的利益や重大な関心事について、互いに断固たる支持を提供し、多国間主義、国際的公平性と正義を守ってきた」と示しました。
また、汪報道官によりますと、今年上半期、中国とアラブ諸国の貿易総額は1150億ドルに達し、中国はアラブ諸国にとって世界最大の貿易パートナーである一方、中国はアラブ諸国から13億トン以上の原油を輸入し、同期間の中国の原油輸入量の半分近くを占めているということです。(Lin、星)