北京
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国連環境計画(UNEP)駐中国事務所などの機関は20日北京で、報告書「第6次地球環境概況(GEO-6)」の中国語版を発表しました。報告書は、今すぐ各部門が連携して政策行動を起こし、社会全体で持続可能な開発の課題に対処することを呼び掛けています。
報告書は、世界全体の環境状況は悪化していると指摘しています。現在の気候変動や大気汚染、生物多様性の喪失、海洋プラスチック汚染、土地の劣化など生態環境をめぐる課題を分析し、各国に対し、持続可能な開発目標および他の国際的に合意された環境目標の達成に向けて、持続不可能な生産や消費パターンを徹底的に排除し、国際協力を積極的に展開するよう呼び掛けています。
生態環境部の趙英民副部長はビデオメッセージで、中国は各国と経験や手順を共有し、南南協力を促し、手を携えてグリーン・低炭素への転換を推し進め、2030年の持続可能な開発目標の達成に向けて働きかけると述べました。(閣、柳川)