第26回:ヤルンツァンポ河の畔に安住して

2020-12-21 11:47  CRI

第26回:ヤルンツァンポ河の畔に安住して

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 冬のチベット高原、緩やかに流れるヤルンツァンポ河の畔に、赤星という名前のコミュニティが静かに広がっています。牛の鈴が時折鳴り響く一面に長閑な住宅街です。赤星コミュニティはチベット自治区山南市ゴンガ県吉雄鎮に位置し、5年前までは21世帯の貧困家庭を合わせて73人抱えていました。ここ数年間、一連の貧困対策が実施された結果、コミュニティは貧困から抜け出しただけでなく、産業が発展し、公共サービスが整う現地の小康社会のモデル村に一変しました。

 村民玉珍さんの新しいお家を訪れると、広々とした居間にチベット風の長いテーブルとソファーが置かれ、冷蔵庫やテレビ、洗濯機、電気釜などの家電が揃っています。しかし、数年前までの唯一の娯楽道具と言えば、ラジオ一台だけだったということです。

 玉珍さんの生活は現地の産業発展につれて、大きく改善されました。2016年、政府が2000万元を投資し、乳牛の養殖や家畜の餌用植物の栽培・加工などを始めました。そのお陰で、毎年のべ2600人が仕事を手にし、出稼ぎの村民も戻ってくるようになりました。玉珍さんは酪農場で働き、安定した収入を得ています。

第26回:ヤルンツァンポ河の畔に安住して

 その2年前の2014年、コミュニティに専属の医者2人が常駐する医務室が設置され、村民の健康管理や感染症予防、病気の治療などが行われています。

 この日、子どもの予防接種のためゴンガ県疾病予防センターの医師らが村へやってきました。以前は、子どもを連れてゴンガ県まで出て行かないと予防接種は出来ませんでしたが、こうして来てくれることで大変助かると村民たちは言います。予防注射を終えると、子どもがすぐそばの幼稚園に行き、楽しく遊び始めました。幼稚園には滑り台やシーソーなどが設置され、村の全ての子どもが入園しています。

 幼稚園では、食事代や教育費用などに対する補助が年々増えているため、入園率の増加につながっています。そればかりでなく、学校へ行けない子どももいなくなり、大学に通う学生は現在33人もいるということです。

第26回:ヤルンツァンポ河の畔に安住して

 コミュニティには2階建ての住宅やソーラー街灯が整然と並び、文化室や運動施設が設置されたスペース、村民センターなどが整備され、安住できる環境が出来上がっています。

 現在、赤星コミュニティの一人当たりの可処分所得は1万6000元近くになっています。今後、農産品の加工やブランド確立、そして観光などを重点に産業発展を図ると共に、公共サービスシステムの構築や村民がより住みやすい環境の整備なども行っていくということです。

 「小康社会に向かう中国人の暮らし」、今回はチベット自治区山南市ゴンガ県吉雄鎮の赤星コミュニティのここ数年間の変化についてお話しました。お相手は王秀閣でした。ではまた来週、お楽しみに。(閣、CK)

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