太極拳が無形文化財に指定、国際武術連合会が祝賀

　国連教育科学文化機関（ユネスコ）は17日、ジャマイカの首都キングストンで、太極拳の人類無形文化遺産登録を決めたと発表しました。国際武術連合会（国際武連）は直ちに祝賀の文章を発表し、武術や太極文化の伝承に力を入れている武術家や専門家、学者らに心からの祝意を表しました。

　国際武連の張秋平事務総長は、太極拳は2020年に、ダカールで2026年に開催されるユースオリンピックの正式種目に採用されたと説明した上で、国際武連は中国武術協会と繰り返し協力して、国連本部及び世界各地で武術太極拳の演武を行い、中国武術の素晴らしさと魅力を紹介し、世界の人々の太極拳文化に対する理解を深めたと述べました。

　張事務総長は「国際武連は今後も、武術の国際化を積極的に推進し、ルールと標準をさらに整備することで、武術が早期にオリンピックの正式種目になるようにする」と強調しました。（Mou、鈴木）