北京
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インターナショナル・データ・コーポレイション(IDC)と中国国内トップのサーバベンダーである浪潮集団(INSPUR)はこのほど、共同でリポートを発表しました。同リポートは中国の人工知能(AI)市場について、「今年は62億7000万ドルの規模に達する見込みだ。2024年には全世界のAI市場で15.6%のシェアを占める172億2000万ドルに到達し、市場全体の重要な駆動力になるだろう」と予測しました。
リポートはまた、「応用の分野からみれば、コンピュータビジョンは現段階において引き続き中国最大の市場だ。例えば、スマート医療、スマートカーの分野があり、対話型顧客サービスや自然言語処理、音声分析も追随している」と分析しました。
さらに、「これらの業務需要に後押しされて、多くのフラグメンテッド応用が広く活用され、メディアや娯楽、現代化農業、スマートインテリア、スマート電力などに浸透しつつある。生体認証、スマートサービス、営業と販売のターゲティングでも相当な成熟度を見せている」と示しました。
「AI産業化」の浸透については「より多くの業界の特定部分においてかなり進んでいる。初期テストの段階が徐々に、企業の発展の欠かせない要素に移行しつつある」と指摘しました。(朱、鈴木)