北京
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経済協力開発機構(OECD)はこのほど、世界のGDPが来年末までに感染症発生前の水準に回復すると予測し、特に中国は2021年に世界の経済成長に3分の1以上の貢献をすると予測しました。これについて、商務部の高峰報道官は「中国は今年、新型コロナウイルスの影響を克服し、経済活動は徐々に正常に回復しつつある。中国は今年、世界の主要経済体の中で唯一のプラス成長を実現する経済体になる見込みがある。来年は潜在成長水準(物価の急上昇といった副作用をもたらさない成長状態)に回帰する可能性が高い」と示しました。
さらに、高報道官は「今年1月から11月までの中国の輸出入は、人民元で計算すると1.8%増加し、米ドルで計算すると0.6%増加しており、いずれもプラス成長を実現した。また、外資利用額は人民元ベースで6.3%、米ドルベースで4.1%増加した。対外投資は基本的に安定を保っている。国内消費から見ると、回復の態勢が持続し、実物商品の消費は比較的速い成長を維持し、サービスの消費は徐々に回復している。中国経済は全体的に持続的に回復し、生産と需要は着実に回復し、グローバル産業チェーンのサプライチェーンを安定させつつ、世界経済の回復を推進する積極的な役割を発揮した」と述べました。(雲、謙)