中華映画圏音楽特集 第7弾

2020-12-16 15:05  CRI

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 近ごろは、若者が漢服を着たり、古風な歌を歌ったりすることが流行になっているようです。今回の中国メロディーは、中国の伝統音楽と西洋楽器をうまく融合させる映画音楽の巨匠・黎允文の作品をご紹介しましょう。

香港映画音楽界の異才・黎允文

 黎允文は香港映画音楽界の異才と言われています。映画「三国之見龍卸甲(三国志龍の復活)」、「歳月神盗」のために創作した彼の作品は香港映画金像賞、アジア映画大賞及びベルリン映画展クリスタルベア賞を受賞しました。彼の音楽は美しい真珠のように味わいが尽きません。

映画「三国之見龍卸甲(三国志 龍の復活)」

 三国誌は多くの人々に愛されてきた映画の題材です。「三国之見龍卸甲(三国志 龍の復活)」は三国時代、蜀の武将・趙雲の生涯を描いた映画です。黎允文はこの作品の中で、中国の伝統音楽と西洋楽器をうまく融合させ、壮大な戦争シーンを盛り立て、観客の心を湧き立たせました。特に最後、趙雲が一人で槍を持ち、馬に乗って敵軍に突進するシーンでは、西洋楽器のギターと中国の伝統楽器の竹笛がこの古参の英雄が戦場で惜しみなく死に赴いた悲壮な情緒を醸し出していて、印象的です。

 映画「三国之見龍卸甲(三国志 龍の復活)」の中で、無敗の将軍と呼ばれた趙雲は部下に裏切られ、敵軍に包囲されて鳳鳴山で戦死します。このシーンで流れる「一场白雪(真っ白な雪)」の低い悲しみに満ちた旋律は戦争の悲壮な場面を演出しています。「三国之見龍卸甲(三国志 龍の復活)」が趙雲を讃える叙事詩映画なら、この曲は趙雲の戦死曲といえます。皆さんも興味があれば、ぜひ聞いてみてください。本当に素晴らしいですよ!

映画「歳月神盗(歳月の泥棒)」

 「歳月神盗(歳月の泥棒)」は香港の羅啓鋭監督の自伝的な映画です。20世紀60年代に香港の永利街で暮らした靴職人の羅一家4人の日常生活と喜怒哀楽の物語を描いています。映画の背景は1960年代で、当時香港はイギリスの殖民地支配を受ける一方、文革の激動の波及も受けて、一般庶民の生活は非常に苦しいものでした。

小小太空人(小さな宇宙人)

 黎允文はこの映画の中で、スコットランドのフルート、チェロ、ストリングスの音楽言語を使って、殖民地時代の香港の特色を描いています。映画の冒頭は、8歳の靴職人の末っ子進二が、金魚屋の主人が仕事に追われている間に、空の金魚鉢をそっと持ち上げて頭に載せ、いたずらをして宇宙飛行士の姿を真似するシーンから始まります。この時の映像と音楽は、1969年にアームストロングが月に着陸した時代を人々に思い出させます。「小小太空人(小さな宇宙人)」は進二が金魚鉢を通して、にぎやかな商店街の列、人が行き交う料理市場、熟知した学校など、子供の目線で周りの世界を見るシーンで使われ、純真さに満ちた楽しい曲です。

再会小小太空人(さよなら小さな宇宙人)

 映画の最後は、靴職人一家が次次とやってくる悪運に直面してもなお、勇敢に立ち向かう姿が描かれています。映画は、過去の懐かしい時間を偲びつつ、庶民の楽観と強さも感じさせます。エンディングの音楽「再会小小太空人(さよなら小さな宇宙人)」が流れる時、「歳月はすべてを盗むことができるが、人々が生きていく勇気を盗むことはできない」と感じさせてくれます。

 

 

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