北京
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国家統計局が15日に発表した11月の国民経済運営データによりますと、経済指標は11月も引き続き好調で、国民経済は引き続き回復しているとのことです。国家統計局の関係者は、「第4四半期の経済成長率は引き続き加速するものとみられ、通年では、世界の主要経済体の中で中国が唯一、プラス成長を実現する経済体となる可能性がある」と述べました。
また11月は全国の一定規模以上の工業企業(年間の主要業務売り上げが2000万元=約3億1040万円以上の企業)の付加価値が昨年同時期と比べて7.0%増加し、伸び幅は10月より0.1ポイント加速しました。全国のサービス業生産指数も昨年同時期と比べて8.0%増加し、10月より0.6ポイント上昇して、サービス業は一層の回復を示しています。また、一定規模以上の工業企業の1~10月の利潤は総額5億124万元に達し、昨年同時期比で0.7%増加するとともに、一定規模以上のサービス業企業の営業収入は昨年同時期比0.3%成長し、工業企業の利潤とサービス業企業の営業収入の成長率はいずれも、今年初めてマイナスからプラスになったとのことです。
国家統計局の付凌暉報道官は15日、国務院報道弁公室が行った記者会見で、「11月の主要データからみて、第4四半期の経済成長率は第3四半期と比較して引き続き加速する可能性がある。生産も需要も着実にて回復しているからだ」と述べました。
付報道官はまた、「経済が次第に通常の成長に戻るのに伴い、消費は依然として中国経済の持続的で健全な発展を支える重要なエンジンだ」と語りました。(玉華、坂下)