北京
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米国疾病管理予防センターが9日に発表した最新の研究結果によりますと、新型コロナウイルスは2019年11月中旬頃にもイタリアに存在していたことが明らかになりました。
イタリア・ミラノ大学の研究チームが、2019年9月から2020年2月までの間に39人の感染者から採取した口腔咽頭のスワブサンプルを分析した結果、ミラノ近郊に住む4歳の男の子のサンプルから新型コロナウイルスのリボ核酸が検出されたことが分かりました。
この研究は、新型コロナウイルスの伝播時期や感染経路に関するより多くの情報を提供するとされ、重大な疫学的意義を持っていると考えられています。さらに、イタリア北部のロンバルディア地方で感染症の第一波が急速に拡大した理由を解き明かすことにもつながるとみられています。(RYU、Yan)