習主席 マクロン仏大統領と電話会談

　習近平国家主席は9日夜、フランスのマクロン大統領と電話会談しました。

　習主席はその中で、｢世界に不確定要素や不安定さが増す中にあって、大国としての責任感が必要だ。国際法を基礎とする国際秩序の維持は、中国とフランスにとって重要な共通認識である。双方は中国・ヨーロッパ　投資協定の交渉を加速させ、環境と気候変動、デジタル分野に関するハイレベル対話を行い、中・欧関係の更なる発展を促していくべきだ｣との期待を寄せました。

　両首脳はまた、2022年北京冬季オリンピックと2024年パリオリンピックのほか、宇宙探査やコロナワクチンの共同開発などについて多くの共通認識を確認し合いました。（Lin、謙）