北京
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外交部の華春瑩報道官は10日の定例記者会見で、中国はロシアおよび世界各国とともに、多国間主義および国際の公平と正義を守っていく」と語りました。
8日、ロシアのラブロフ外相はロシア国際問題委員会のビデオ会議に出席した際、「西側国家が世界の多極化という客観的な事実を受け入れず、米国に導かれ、中露以外の各国を一極の世界秩序に引っ張っていこうとしている。ただし、中国やロシアなどは世界の一極として、西側国家のこの企みには屈服しない」との考えを示しました。
これを受けて、華報道官は「ラブロフ外相の観点は国際社会の大多数の国の共通した声を示している。目下、一国主義と覇権行為は国際秩序と国際関係の準則を破壊している。世界の平和と安定および国際公平と正義が脅かされている。分裂よりも団結、対抗よりも協力を必要としており、国際秩序をより公正かつ合理的な方向へと推し進めるのは、中国とロシアを含む大多数の国、特に発展途上国の共通した願いだ」と強調しました。(非、Yan)